こんにちは、砂肝さんです。
突然ですが、皆さん陸っパリからイカを釣ったことはありますか?
釣り未経験者だと、
「え?イカって漁師さんじゃなくても釣れるの?」
ちょっと釣りを齧ったことがある人だと、
「いやいや陸っパリからのイカ釣りなんて上手な人が色んなテクニックを駆使してやっと釣れるものでしょ?」
って思われがちです。
砂肝さんもつい最近までは”イカ釣り=釣れない、玄人向け”の釣りだと思っていました。
ところが、そんな僕がつい最近思いもかけない釣り方でイカを釣り上げました。
そう太刀魚(タチウオ)テンヤでイカを釣ったのです!!
でも皆さんこう思いませんか?

そうなんです、砂肝さん自身最初は”マグレでイカ釣れた!ラッキー!”って感じでした。
でも違うんです。
1度だけならマグレということもありますが、
翌週の釣行で全く同じシチュエーション・同じ仕掛けで釣れたんです。
その時確信しました。これは偶然じゃない、と。
そこで今回は何故太刀魚テンヤでイカが釣れるのかを真面目に考察してみました。
考察その① 釣り場に大量のイカが回遊していた

1つ目の考察は、そもそも釣り場に大量のイカが回遊していたのではないかということです。
これは完全に否定はできません。というのも砂肝さんがイカを釣り上げたのは2回とも夜中で、海中の状況を見ることは不可能だったからです。
しかし、もし本当に大量のイカが回遊するような釣り場であれば世のイカ釣り師が放っておくでしょうか?
答えはNoです。
記事の冒頭にも書いている通り、陸っパリでのイカ釣りはある程度魚釣りのキャリアを重ねた人がシフトしてやることが多いのです。つまり、中級者~上級者が多いということ。
このような人たちは釣りに行く前にある程度釣果・魚種などといった情報収集を行った上で釣り場に足を運ぶことが基本パターンとなっているので、大量のイカが回遊している天国のような釣り場はまず見逃しません。
しかし現場にはイカ釣り師はおろか魚釣りをしている人も片手で数えられるほど。。。
ということは、やはり大量のイカが回遊していたという線は薄いと言えるでしょう。
考察その② 餌による集魚(集イカ?)効果によるもの

2つ目の考察は太刀魚テンヤの仕掛けに使用した餌そのものにイカが集まってきたというものです。
砂肝さんは太刀魚釣りの際には必ずキビナゴを使用するのですが、
このキビナゴのフォルムや臭いでイカが集まってきたのではないかと考えました。
これは可能性としては十分にあり得ると思います。
というのも、イカはエビやカニといった甲殻類だけでなくキビナゴ、アジ、キスなどの魚類も捕食するからです。
考察その③ リアフックの位置によるもの
3つ目の考察はリアフック(ルアーのお尻にある針)の位置によってイカの捕食方法に上手くマッチングしたのではないかというものです。
ちょっと待って
ルアー???リアフック???
はい。この記事は釣り初心者から中級者に向けて発信しているので
それぞれ次のような疑問を抱いたかと思います。
初心者の方:考察②で餌釣りゆーたやん!ルアーちゃうやろ!
中級者の方:太刀魚テンヤってリアフックっていう?
それぞれの疑問に対して文章で説明するよりも実際に使用したルアーを見てもらった方がイメージが付きやすいと思うので、とっとと画像を載せちゃいますね(^ ^)

そう、今回砂肝さんが使用した太刀魚テンヤはJACKALLさんの”陸式アンチョビハイブリッド“です!!!
画像を見ていただければお分かりになるかと思いますが、こちらのルアーはキビナゴをセットするタイプでリアフックがルアーに対して水平に固定されています。
つまりイカが後方からキビナゴの尻尾に捕食用の触手を伸ばすと、リアフックにフッキングするといった流れとなります。
もしリアフックが固定されておらず、一般的なルアーのようにボディに対して垂直に垂れ下がっているタイプだったらフッキングしていなかったかもしれません。
考察 まとめ
考察その① 釣り場に大量のイカが回遊していた
→全くなくは無いけど、可能性としては低い
考察その② 餌による集魚(集イカ?)効果によるもの
→可能性を上げる要因としてはカウントできる
考察その③ リアフックの位置によるもの
→釣れた要因としては最も可能性が高い
まとめ
さて如何でしたしょうか?
もしかしたら他にも要因があるかもしれませんし、
今後ケースが増えればさらに正確な答えが導き出せるかもしれません。
砂肝さん自身太刀魚テンヤでのイカ釣りを継続していきたいと思っていますが、
皆さんもイカの季節になったら、一度騙されたと思って太刀魚テンヤでのイカ釣りを是非試してみてください!