英語漂流記 番外編「初めての海外渡航 chapter2」

初級
※本題に入る前に1点、この記事は砂肝さんが過去(13年ほど前)に海外渡航した際の体験談になります。
2020年4月現在、世界的なコロナ感染拡大による影響で日本でも緊急事態宣言が発動され、海外渡航はおろか日本国内でも不要不急の移動や活動の自粛を国家レベルで要請されています。


こんにちは、砂肝さんです。

今回はマンハッタン滞在編になります。(前回のお話はこちら

前回に引き続き、今回も色々とハプニングが待ち受けます。

ルームメイト

宿泊施設には既に他のルームメイトがいました。

メンバーは全員日本人で、


・旅行中のOL2人組
・世界中を放浪している青年
・英語がぺらぺらOLさん
・日本の音楽番組で裏方をしていると言うB系男子2人組


など様々です。

軽く自己紹介をして、翌日以降の予定を確認します。

当初の目的であった音楽学校に通っている方との面会は後の日程だったため、2日目は宿泊施設周辺を散策すると決めてベッドに潜り込んだのでした。

迷子とお寿司屋さん

疲れもあったせいか目を覚ますと既にお昼前で、ルームメイトは皆外出していました。

砂肝さんも身支度を整えて、いよいよ異国の地に繰り出します。

1歩外に踏み出すとそこは全く土地勘のない場所。

しかし、砂肝さんはまるで生まれ育った町のごとく堂々と闊歩しました。

別に入念に下調べをして地理を把握していたわけではありません。

英会話の先生に観光客と判別されると現地の悪い人から絡まれてしまうかもしれないと言われていたから。

正直散策よりも堂々と歩くことに専念しすぎて、周りの景色や情報などほとんど入って無かったです。

そのせいもあって、気がつくと完全に道に迷っていました。。。

現代だとGoogle Mapで一発解決ですが、当時はガラケー時代で紙の地図を頼るしかない状態

しかしここで地図を開いては観光客であることがバレバレです。

しばらくウロチョロして、タクシーで帰るか迷い始めていたまさにその時!とあるお店が目に入ってきます。


Japanese Tataki


やった、助かった!日本のお寿司屋さんだ!

帰り方を教えてもらうべく、砂肝さんは「Japanese Tataki」に吸い込まれていきました。

思い込み

入店するとカウンター席が空いていたので、まずはお寿司を注文しました。

全くお腹は減っていなかったのですが、背に腹は変えられません!

対応してくれたのは中華系スタッフの方だったので、日本人らしき人が表に出てくるまで待機です。

しかしいくら待てども日本人らしきスタッフは現れません。

ついには頼んだお寿司も食べ切ってしまいました。

そこで意を決してスタッフに話しかけてみます。

すみません!

日本人のスタッフをお願いします!

日本人?

ここにはいないよ?


。。。

・・・マジか。


いやー、ショックでした。

確認を怠った自分が悪いのですが、それにしても「Japanese Tataki」って店名なのに日本人が1人もいないなんて!!

お店を出た砂肝さんはすぐさまタクシーを拾って帰宅しました。

ジミヘンとCafe Wha?

帰宅すると家主さんと英語ぺらぺらOLさんがいました。

ことの経緯を話すと日本名のお店に日本人スタッフがいないことは割と普通であるとのこと。

下調べが足りないことを反省しつつも「まあ、これもいい経験かな?」なんて変なプラス思考を発揮して、次の予定に気持ちを切り替えます。


この旅のメイン目的は留学生に話を伺うことであることですが、実はもう1つ別の目的を持っていたのです。

そうギターの神様ことジミヘンが無名時代によく演奏していたと言う「cafe wha?」への潜入です!

実はこのcafe、店内で食事やお酒を楽しめるのはもちろんのこと様々な音楽グループによるライブも体験出来る歴史あるお店なのです。


家主さんのパソコンをお借りしてcafe wha?のサイトを覗いてみるとどうやら入店するには予約が必要とのことなので英語ペラペラOLさんに協力してもらいながら予約し、いざ出陣。


外に出ると既に辺りは暗くなっていました。

cafe wha?までの足はお昼の反省も踏まえてタクシーにしました。

お店に着くと、ガタイの良いガードマンが入店者のチェックをしています。

しかし、英語ペラペラOLさんのアドバイスもあってこれも想定済!

紙切れに「予約済みです。」と書いた紙を見せると問題なく入店できました。

イギリスのおば様方と柿ピー

入店後お酒を購入して空いているテーブル席に着席。

最初は「ここがジミヘンが演奏していた場所なのかー」なんて感慨にふけっていたのですが、そのうち徐々にお客さんも増えてきて4人テーブルに1人で座っていた砂肝さんは肩身が狭くなってきました。

席を離れるべきか迷いあたふたしている砂肝さんに60代ぐらいの女性3人組が私に話しかけてきました。

一緒に座ってもいいかしら?

!?

どうぞ!どうぞ!

渡りに船で少しホッとはしたものの、全く知らない異国の方々と同じ席にいるのはちょっと緊張します。

どうしたら良いかわからずまたまた挙動不審になっていると、砂肝さんの緊張を察しのか正面に座っていたおば様が話しかけてきました。

あなたどこから来たの?

えっと、、、日本です。

日本!?私達めっちゃ日本好きよ!!

そうなんですか!?ありがとう!

嬉しそうに日本を誉めてくるおば様方の笑顔に砂肝さんの心の壁も取り除かれます。

砂肝さんも笑顔になると、隣に座っていたおば様が畳みかけてきます。

そうだ!あなたにこれあげるわ!
ちょっと手を出して!

何だろう?と思いながら手を出すと、持参してきたと思われる柿ピーを大量に投下してきました。

え?何で柿ピー?
と思いつつもお酒のおつまみにはいい感じです。

お礼を言ってポリポリと食べていると砂肝さんが好物だと思ったのかその後何度も投下してきます。

結局、消費が追いつかなくなった砂肝さんの掌には山盛りの柿ピーが溢れることになりす。

お節介焼きなおば様は世界共通であることを学びました笑

お酒と音楽とダンス

おば様方とのやり取りもひと段落したするといよいよライブが始まりました。

ボーカルの女性を筆頭としたソウルグループのようです。

どんなもんなのかな?なんて呑気に構えているとしょっぱなから衝撃を受けました。

それはもう圧倒的な歌唱力と凄まじい声量で、冗談抜きでライブハウスが揺れていたのです。

呆気にとられている砂肝さんを尻目におば様方はおもむろに立ち上がり踊り出します。

まるで70年代のディスコのような踊りでしたが、おば様方はお酒も入っていてテンションMAX。

そしてしまいには他のお客さんも混ざってダンス大会が開催される始末笑

お酒と音楽とダンスが融合したカオス状態で、あれは今でも日本では体験できない経験だったと思っています。

ライブも終わり、お酒も回ってきたので早めの帰宅を選択。

柿ピーのお礼をして席を立つとおば様方が大量の投げキッスで見送ってくれました。

うん、めっちゃいい人達!

本当に心に残る体験でした。
今でもたまに当時を思い出しては、みんな元気にしているかな?なんて思ったりしています。

帰宅した砂肝さんはお酒のせいもあってかすぐに眠りについたのでした。

またまた長くなってしまったのでchapter3に続きます。