※本題に入る前に1点、この記事は砂肝さんが過去(13年ほど前)に海外渡航した際の体験談になります。
2020年4月現在、世界的なコロナ感染拡大による影響で日本でも緊急事態宣言が発動され、海外渡航はおろか日本国内でも不要不急の移動や活動の自粛を国家レベルで要請されています。
どうも砂肝さんです。
英語漂流記2回目にして番外編です笑
つい先日、同僚が英語漂流記第1話を見てくれた流れで初めて海外に行った時の話をしました。
英語が全く話せない若者の1人旅です。
話をしていく中で当時様々な出会いやイベントの記憶が甦り、同僚からも記事にしてみては?とのアドバイスを受けて今回この記事を起こすに至りました。
多少ツッコミどころがある内容となりますが、若かりし頃のお話ですのであしからず。
ではいってみましょー。
音楽学校に行きたくて

砂肝さんが初めて海外に渡ったのは21歳の時でした。
音楽が好きで楽器を嗜んでいたこともあり、いつか海外の音楽学校に留学してみたい思っていました。
そこで当時通っていた英会話教室で先生に相談してみたのです。
すると先生の知人にニューヨークで音楽学校に通っている人がいるから会ってみる?とのお話をされました。
渡りに船だと思った砂肝さんは先生に是非会いたいと2つ返事をしました。
先方からOKの返事を頂いた後、砂肝さんも格安での渡航方法や現地での宿泊場所などを調べたり、先生からも色々とアドバイスを受けたりと着々と準備を進め、いざ渡航当日を迎えます。
税関とうな重
渡航当日、期待と緊張を胸に日本を発ちました。
20時間以上の移動時間もあって現地に着いた時にはだいぶ疲れもあったのですが、興奮と緊張のせいもあり目は冴えていました。
そして航空機は無事現地に到着。場所はジョン F. ケネディ国際空港。
到着した後は税関をクリアする必要があるので、英語で記載された申請書にチェックを入れていきます。(ちなみに申請書の記載も不安だったので、たまたま同じ便に登場していた大学生集団の女性にアドバイスを受けました。ありがとう名も知らぬ大学生!)
しかし、いざ税関を通ろうとしたときに最初の問題が発生します。
ハロー!
ハロー!申請書見せて!
OK!ほい!
どのくらい滞在する予定?
んー、1週間!
ふむふむ。
何か食べ物とか持ち込んだりしてる?
!?
不意を突かれました。
そう、砂肝さんは地元の空港でうな重を買っていたのです。
しかし問題はありません。
たかがうな重!
うなぎは英語で「eel」、食べ物は「food」。
よし問題なし!
イール!
イール フード!
(´∇`)?
!?!?
フード!!!
(´∇`)???
(´·ω·`)
やばい、、、
通じねえ、、、、
まさかうな重なんかで道を断たれるのか。。。
数刻の絶望が砂肝さん襲ったものの、そこは前途ある若者。ちゃんと閃きます。
ライス!!!!
OK!!!
(^0^)良い旅を!!!
・・・マジで焦りました笑
タクシーと警備員

何とか税関をクリアし、次は移動手段を確保すべくタクシー乗り場に向かいます。
砂肝さんはマンハッタンに宿を取っていたので、バスでの移動は不安でした。
そこで多少お高くても目的地さえ伝えられれば確実に着くタクシーにしたのですが、
またもや問題が勃発します。。。
空港を出るとタクシーのロータリーがあって、順番に回ってきたタクシーに乗り込もうとした瞬間、女性の警備員に止められてしまったのです。
ヘイ!そこのアナタ!!
ふぇ!?
今度は何!?
アナタ、あっちのタクシーに乗りなさい!
えぇ!?
また俺なんかやっちゃいました?
しかし、うな重の1件もあるし、なんか知らんけど今の砂肝さんは忠犬に徹する所存!
OK!あちらですね!!
足早で別のタクシーに乗り込む砂肝さん。
ふと警備員さんを振り返ると、最初に乗るつもりだったタクシーの運転手と何やら口論に至っています。
ヤベェ、何か俺のせいで喧嘩してる。。。
後で分かったのですが、どうやら最初のタクシーは白タクだったようで、警備員さんは未然に防いでくれていたのです!ありがとう警備員さん!そしてゴメンなさい!!!
・・・というか白タクの奴らロータリーまで普通に入ってくるんかい。
揚げ物と鍵

白タクと警備員さんの喧騒を尻目に空港を後にしたタクシーに乗って、宿泊施設に向かいます。
・料金はチップ込みで大体50ドルぐらいだったと思います。
(現在だとこちらの方の記事などが参考になると思います。)
宿泊施設とは言ったものの、ホテルではありません。
なぜホテルに宿泊しなかったかと言うと単純にお高いから。
当時ただのフリーターだった砂肝さんに1泊1万円以上のブルジョワホテルに泊まる資金力はありませんでした。。。
そこで渡米する前に現地働いていて副業でルームシェアしている日本人の方をネットで見つけ、1泊30ドルで予約させてもらいました。
家主さんが経営している揚げ物屋さんの近くでタクシーを止めてもらい、お店に入るとそこには物腰の柔らかそうな店長さんと女性スタッフさんが出迎えてくれました。
砂肝君???
はい、砂肝さんです!
よかった〜、遅かったから心配してたのよ!
無事着いてくれたんでホッとしたよ〜
ありがどう゚ございますー ゚(゚´Д`゚)゚。
いやー、ちょっと泣きそうでした笑
日本を経ってから1日も経っていないのに、この日本人の安心感。
奮発して揚げ物多めに買いました笑
揚げ物と鍵の受け取りを済ませた砂肝さんはやっと宿泊場所に辿り着いたのでした。
すみません、長くなったのでchapter2に続きます。